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屋外広告の効果を高めるたった1つの方法とは【掲出事例も紹介】

屋外広告の効果を高めるたった1つの方法

広告効果を高める為に、気にしなければならないポイントはいくつもあります。

ターゲットに基づくプランニング、コピーや素材に加え、レイアウトや色調までにも気を配らなければ、良い広告とは言えないでしょう。

 

しかし、屋外広告に限って言えば、広告効果を期待する上で絶対に外せないポイントが1つあります。

 

今回は屋外広告の広告効果を最大限に高める、たった1つの方法をご紹介します。

広告効果を高めるには?

ハテナマークの電飾

屋外広告における最高の施策はなんでしょうか?

 

広告効果を高める為に一番大切な事は、長期間にわたって掲出をすることです。

 

長期の掲出を行う事で、単純なリーチ数を上げられるだけでなく、

屋外広告の持つ強みを最大限に発揮できるようになります。

屋外広告の強み

屋外広告には、目にする回数が増えるに従い、その広告物に対する親近感が高まる性質があります。

人や物に繰り返し接触すると印象が高まる効果が、心理学的に認めらているからです。

 

このことを「ザイアンスの法則」と言い、別名「単純接触効果」とも呼ばれています。

ザイアンス博士が行った「単純接触効果」の実験

ザイアンスの実験イメージ

この法則の由来である、ロバート・ザイアンスという心理学者が行った実験では、顔写真を目にした回数と、その顔写真の人物に対する感情の関係を調べたものがあります。

 

ザイアンス博士はまず、女子学生たちをAグループとBグループの二つに分け、

Aグループの女子学生には4週間にわたり、週に1度ずつ、毎週同じ男子学生の写真を見せ続けました。

 

また、Bグループの女子学生には毎週、異なる男子学生の写真を見せたのだそうです。

すると、同じ写真を見続けたAグループの女子学生は、その男子学生に対して好意を抱きました。

 

しかし、毎週違う男子学生の写真を見せられたBグループの女子学生は、男子学生に対して何の印象もなく、好意も抱かなかったそうです。

この実験から、ザイアンス博士は、人間は対象を目にする回数が多いほど、その対象に好意を持つ傾向があるという法則を導き出しました。

屋外広告を長期掲出すべき理由

目にする回数と好意を持つことの関係性は、人だけではなく広告物に対しても同じ傾向があります。

つまり、屋外広告を長期間にわたって掲出すると、歩行者やドライバーに何度も繰り返して見てもらうことができます。

 

繰り返し広告物を見てもらうと、上記でも分かる通り「ザイアンスの法則」が有効に働き、広告物に対して好意や興味を持ってもらえます。

その結果として、長期掲出が集客や来店という広告効果につながるのです。

屋外広告における実際の誘客事例

誘客事例イメージ

長期掲出によって得られる「単純接触効果」が非常に有効だと言う事がわかりました。

それでは、実際にお客様が誘客に成功した事例について、ご紹介します。

学習塾のお客様の事例

これは、弊社の看板にご掲出いただいている学習塾様からうかがったお話です。

駅から10分ほどの場所にあり、教室はビルの3Fに入っていて分かりづらく、

当時、地域の住民の方には、学習塾があることをあまり知ってもらえてはいませんでした。

 

現状の宣伝方法についてヒアリングすると、「今まで折り込みチラシやタウン誌などの広告を出しましたが、反応はいまひとつでした。」とご返答が。

そこで、地元小学生の通学路でもある、大型スーパー近くの交差点へ看板掲出をご提案しました。

 

看板の効果には半信半疑ながらも掲出を決めていただき、掲出から3か月も経ったある日のこと。

学習塾のお客様から突然電話が掛かってきました。

 

何か不都合でもあったのかと、内心ドキドキしながらも電話を取ると、いつになく上機嫌なお客様の声。

「今週は5名の体験授業の申込がありました。何の広告を見て来たか尋ねてみたところ、スーパーのそばの看板という回答ばかりで正直驚きました。」と。

今まで問い合わせが少なかったのに、看板を掲出してからはお問い合わせが目に見えて増えたと言うのです。

 

続けてお客様からは、「看板は地元小学生の保護者が行き来する場所に、長期にわたって訴求ができる。それがいいのかもしれない。」と、お褒めの言葉まで頂きました。

屋外広告を他の広告媒体と比較

屋外広告と他の媒体を比較してみましょう。

例えば駅貼りポスターは掲示期間が大抵1週間です、新聞折込みチラシは1日限りのものです。

これでは「ザイアンスの法則」が働きません。

 

もちろん駅貼りポスターでも3ヶ月間貼り続けたり、折込みチラシも毎日まくことも可能です。

ですが、期間が長いほど広告費が高額になってしまい、現実的ではありません。

 

安価な広告費で1年という長期にわたって掲出できるのは、やはり屋外広告の強みと言えます。

長期にわたって訴えることによる成果

屋外広告看板は、このように掲出期間が長期に続くことが成果を生み出す要因になっています。

 

普段忙しくしている人は、広告に中々気づいてくれません。

仕事や家庭のことで頭が一杯で、たとえ広告物が目に入ったとしても意識せずに通りすごしてしまうことが多いでしょう。

 

しかし、どんなに忙しくしている人でも、何度もその広告看板がある通りを歩いているうちに、

いつかは看板に気づいてくれると思います。

そして、さらに何度もその看板を見続けているうちに関心も高まってくるはずです。

 

だからこそ、屋外広告の効果を期待するのであれば、長期的な掲出を視野に入れましょう。 

遠山アドの屋外広告

みなとみらいの夜景

広告効果を高める上で、非常に大切な「長期掲出」について今回は紹介しました。

しかし、ただやみくもに看板を長期掲出するだけでは、広告効果を得られません。

人の流れを考慮し、急所となる場所に看板を設置する必要があるからです。

 

遠山アドでは、長年培ってきた知識と経験を武器に、「効果のある」広告をご提案します。

お店の宣伝にお困りの方、まずはお問合せ下さい。